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重機解体に比べ低振動・低騒音での切断・穿孔が可能として、「ダイヤモンド工法」は土木・建築工事に広く活用されています。しかし、切削時に使用する冷却水による廃水汚泥が周辺環境を汚染するという新たな問題も生まれました。乾式ダイヤモンド工法は、従来のダイヤモンド工法の利点を生かしながら、廃水汚泥を排除した新工法です。環境負荷軽減が必須事項となっている解体・リニューアル工事において、これからの指針となる工法です。

■周辺環境への負荷を低減 ■給排水設備が不要

切削時に廃水汚泥が周辺部に漏水するリスクを低減することができます。また、寒冷地では廃水が凍結し、作業員が足場上の作業で転倒・転落する災害を防ぐことができます。

従来の湿式工法では冷却水用の給水設備と、廃水の回収と処理設備が必要です。乾式ダイヤモンド工法は、冷却水をほとんど使用せず、廃水汚泥は切削粉として回収することができるので、大掛かりな設備は不要になります。
■産廃費のコストカット

切削により発生する廃材は切削粉として回収できるので、水分を含んだ廃水汚泥よりも大幅に産廃量の軽減ができます。
乾式ワイヤーソーイング工法
ワイヤーソーマシンに乾式専用ワイヤーを使用して切断する工法です。ワイヤーカバーを設置することにより、切削粉を同時回収し、粉じんを最小限に抑えて施工できます。給排水設備の設置が困難な構造物撤去工事や建物改修工事等で多くの実績があります。
乾式コアドリリング工法
コアマシンに乾式専用ビットを取り付け穿孔する工法です。ビット内部にエアーを送りながら冷却し、ビットとマシンの接続部に専用の回収装置を取り付け、集じん機で切削粉を回収します。
乾式ウォールソーイング工法
ウォールソーマシンに乾式専用ブレードを装着して切断する工法です。切削粉の回収はマシンのカバーに直接集じん機のホースを取り付けて行います。ビルやマンション等の水汚れを避けたい場所に最適です。
乾式フラットソーイング工法
フラットソーイングマシンに集じん機を付加した工法です。冷却水を使用しないので、給水設備や濁水処理の必要がありません。切削粉は切断と同時に吸引されるので、処理も簡易的に行えます。新設コンクリート目地切りや路面改修工事での切断作業にも使用されています。細かな目地や、搬入に手間のかかる駅のホームなどでの施工では小型タイプの機械も利用されています。








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